さまざまな呼吸法の中で、身体が自然に戻る方法とは
こんにちは。 武蔵浦和のリップルオステオパシー整体院の院長、中野です。
世の中には、たくさんの呼吸法があります。
- 腹式呼吸
- 背中で呼吸する方法
- 瞑想の呼吸
- 4-7-8 呼吸(アンドリュー・ワイル)
- 吐く息を長くする呼吸
- 鼻呼吸のトレーニング
どれも素晴らしい方法で、目的や体質によって合う・合わないがあります。
そのうえで、オステオパシーの視点から見ると、 「静かに吐く」という、とてもシンプルな呼吸が 身体を自然のリズムに戻してくれることが多いです。
今日はその理由をお話しします。
① 深呼吸を頑張るほど、胸が固くなることがある
へたに「深呼吸しよう」とすると、 胸を大きく広げようとしてしまい、胸郭が逆に固くなることがあります。
- 肩が上がる
- 胸の上部だけが動く
- 横隔膜が下がらない
- 呼吸が浅くなる
深呼吸は“頑張る呼吸”になりやすいのです。
② “静かに吐く”と、横隔膜が自然に動き始める
おすすめは、 深呼吸ではなく、静かに吐くこと。
- 吐く息を少し長くする
- 胸ではなく、みぞおちがゆるむ感覚を味わう
- 背中に呼吸が広がるのを感じる
これだけで、横隔膜が自然に動き始めます。
横隔膜が動くと、 胸郭・背骨・内臓・心臓まわりの膜が一斉にゆるみます。
③ “肺の下で吸う”感覚を育てる 4-7-8 呼吸(アンドリュー・ワイル)
もう一つおすすめの呼吸法が、 ベストセラー「癒す心、治る力」のアンドリュー・ワイルが提唱した 4-7-8 呼吸法 です。
これは、
- 4秒で鼻から吸う
- 7秒息を止める
- 8秒かけてゆっくり吐く
という、とてもシンプルな方法。
ポイントは、 吸うときに「肺の下部で吸う」感覚を意識すること。
- みぞおちの奥がふわっと広がる
- 背中の下部が軽く動く
- 横隔膜が自然に下がる
この“肺ので吸う”感覚が育つと、 呼吸が身体の深いところまで届くようになります。
4-7-8 呼吸は、 静かな呼吸と横隔膜の動きを同時に整えてくれる、 とても優しい呼吸法です。
呼吸は「肺」ではなく“全身の動き”
呼吸は肺だけの動きではありません。
- 肋骨
- 横隔膜
- 背骨
- 心臓まわりの膜
- 内臓
- 骨盤
- 筋膜の流れ
これらがすべて連動して、ひとつの呼吸になります。
だからこそ、 静かに吐く → 横隔膜が動く → 全身がゆるむ という流れが起きます。
呼吸が整うと、心臓まわりの緊張が抜ける
呼吸が深くなると、 心臓まわりの膜(心膜)がゆるみます。
心膜がゆるむと、
- 背中のむくみが減る
- 肩の力が抜ける
- 頭の重さが軽くなる
- 自律神経が整う
身体の“中心”がゆるむので、全身が軽くなります。
まとめ:呼吸は頑張るものではなく、戻るもの
呼吸法はたくさんありますが、 身体が自然に戻る呼吸はとてもシンプルです。
- 深呼吸を頑張ると胸が固くなることがある
- 静かに吐くと横隔膜が自然に動く
- 4-7-8 呼吸は「肺の下で吸う」感覚を育てる
- 呼吸は全身の動き
- 呼吸が整うと心臓まわりの緊張が抜ける
身体の深い疲れや呼吸の浅さ、胸の張りを感じている方は、 “静かに吐く呼吸”や“肺の下で吸う 4-7-8 呼吸”を試してみると、 身体が静かに整い始めます。
武蔵浦和の整体 リップルオステオパシー整体院
院長 中野良太
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