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肋間神経痛|肋骨の痛み、本当に神経だけの問題?

その他のお悩み 2026.08.30

こんにちは。

武蔵浦和にあるリップルオステオパシー整体院の院長、中野です。

肋間神経は、胸椎から出た神経が肋骨に沿って胸部を走っています。

名前の通り「肋骨と肋骨の間」を通る神経です。

ということは、その神経が存在している周囲には、

肋骨

胸椎

肋間筋

筋膜

血管

胸膜

などさまざまな組織があります。

神経だけが空中を走っているわけではありません。

そのため当院では、肋間神経そのものだけではなく、神経が通っている周囲の環境がどうなっているのかを確認します。

肋骨は呼吸のたびに動いています

肋骨というと、内臓を守っている硬い骨というイメージがあるかもしれません。

しかし実際には、呼吸のたびに動いています。

息を吸えば胸郭が広がり、息を吐けば戻っていく。

そして肋骨は後方で胸椎、前方では胸骨などと関係しながら動いています。

つまり私たちは一日に何千回、何万回と肋骨を動かしていることになります。

もし一部の肋骨の動きが悪くなっていればどうでしょうか。

呼吸するたびに、その周囲の筋肉や神経へ繰り返し負担がかかる可能性があります。

だから当院では、

「痛いところ」

だけではなく、

その肋骨が呼吸に合わせてきちんと動いているのか

を確認します。

胸椎の動きも重要です

肋骨の後方には胸椎があります。

つまり肋骨だけを動かそうとしても、その土台となる胸椎が硬ければ十分には動けません。

身体を捻る。

横へ倒す。

腕を伸ばす。

こうした動作でも胸椎と肋骨は一緒に動きます。

デスクワークなどで長時間同じ姿勢が続けば、胸椎や肋骨周囲の動きが低下していることもあります。

そのため当院では、肋間神経痛だからといって痛みのある肋間だけを見ることはありません。

胸椎から肋骨、胸骨までを一つの胸郭として評価します。

横隔膜から肋骨を見る

さらに重要なのが横隔膜です。

横隔膜は呼吸の中心となる筋肉で、下位肋骨や胸骨、腰椎などに付着しています。

つまり横隔膜が動けば肋骨も動き、肋骨の動きが変われば横隔膜にも影響します。

そのため、

呼吸が浅い。

深く吸うと痛い。

胸郭が片側だけ広がりにくい。

といった場合には、横隔膜の左右差や柔軟性も確認します。

肋骨だけを施術しても、呼吸をつくっている横隔膜が十分に動かなければ、また同じ場所へ負担がかかることがあります。

胸膜との関係

肋骨の内側には肺があり、その周囲には「胸膜」という膜があります。

胸膜は肺の表面と胸郭の内側を覆っていて、呼吸によって肺が動くたびに互いに滑るような動きが起こります。

そのためオステオパシーでは、胸郭の症状を見る際に筋肉や骨格だけではなく、胸郭内部の膜組織の可動性も評価します。

当院でも必要に応じて、

肋骨の外側。

肋間の組織。

そして胸郭の内側。

というように、立体的に身体を見ていきます。

内臓との関係も考える

肋骨の内側には肺や心臓があり、下位肋骨の内側には肝臓、胃、脾臓などがあります。

これらの内臓も横隔膜や周囲の筋膜などを介して胸郭と関係しています。

そのため、肋骨周囲の症状だからといって筋骨格系だけを見るとは限りません。

必要に応じて胸部や腹部の内臓周囲の可動性も確認します。

特に下位肋骨周囲の動きが悪い場合には、横隔膜と腹部内臓との関係まで評価することがあります。

当院ではどのようにアプローチするのか

肋間神経痛や肋骨周囲の痛みに対して、状態に応じて、

・肋骨一つひとつの動き
・肋骨と胸椎の関節
・胸椎の可動性
・肋間筋や周囲の筋膜
・肋間神経周囲の組織
・横隔膜
・胸郭内部の膜組織
・胸部、腹部内臓周囲の可動性
・呼吸時の胸郭の左右差

などを評価します。

そして必要な場所へオステオパシーの手技を用いてアプローチします。

目指しているのは、

肋間神経を直接どうにかすることだけではなく、神経が負担を受けにくい胸郭をつくること。

呼吸するたびに肋骨が自然に動き、それぞれの組織が無理なく滑走できる状態を重要視しています。

胸や肋骨の痛みだからこそ注意が必要です

胸部の痛みは、筋肉や神経だけが原因とは限りません。

心臓や肺などの病気によって胸部痛が起こることもあります。

突然強い胸痛が出た。

息苦しさが強い。

冷や汗や吐き気を伴う。

胸の圧迫感がある。

発熱や呼吸困難がある。

このような場合には、整体ではなく医療機関での評価が最優先です。

また、帯状疱疹では肋骨に沿った痛みが先に現れ、その後に発疹が出ることもあります。

原因がはっきりしない強い胸部痛についても、まず医療機関で確認することをおすすめします。

当院の考え方

神経は肋骨の間を通っています。

そしてその肋骨は胸椎につながり、横隔膜によって呼吸のたびに動かされています。

さらに胸郭の内側には胸膜や内臓があります。

これらは別々のものではありません。

痛みのある場所だけではなく、その場所が正常に働ける環境をつくる。

これが当院の肋間神経痛に対する考え方です。

武蔵浦和の整体 リップルオステオパシー整体院
院長 中野良太

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