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呼吸と側弯症

コラム 2026.02.11

こんにちは。リップルオステオパシー整体院の院長、中野です。

皆さんは呼吸の力で自身の側弯症を改善した人物をご存知でしょうか?

日本ではまだあまり知られていないシュロス法

脊柱側彎症への対処は一般的に装具療法、手術が日本では主とされる中

保存的アプローチとして、
アメリカ・ヨーロッパを中心に知られている方法のひとつに
シュロス法(Schroth Method)があります。

この方法を生み出したのが、ドイツのカタリナ・シュロス(Katharina Schroth)です。

彼女は医師でも研究者でもなく、

**側弯症を持つ「当事者」**でした。

自身の側弯症から始まった試行錯誤

カタリナ・シュロスは重度の側彎症で
一生のうちほとんどを車いすかベッド過ごす予定でした。

16歳の時、シュロスは

「肺を風船のように広げることができれば
潰れた肋骨や背骨を矯正できるかもしれない」

と考え、シュロス法の原型である「矯正呼吸法」というものを実践しました。

身体を捩じることで片方の肺にだけ空気を取り込み、身体の潰れた側を矯正するという
方法です。

他にも呼吸で胸郭を緩める姿勢をいくつか用意し、これを5年間実践しました。

そしてついに不治の病とされる「脊柱側彎症」を完治させました。

後に他の脊柱側彎症の患者にも呼吸の力を教えはじめ、

多くの脊柱菅狭窄症の患者が彼女の施設で6か月トレーニングしました。

寝たきりで絶望していた患者たちが自分の足で再び歩き始めました。

娘クリスタ・レーンert・シュロスへ受け継がれる

カタリナ・シュロスの考え方は、
その娘であるクリスタ・レーンert・シュロスに引き継がれ、
より分かりやすく体系化され、医療・リハビリの分野に広がっていきました。

現在ではドイツをはじめ、ヨーロッパ各国、アメリカなどで
側弯症の保存療法として正式に取り入れられています。

シュロス法の実際


おわりに

カタリナ・シュロスは、
自分自身の体を観察し続けた末に
側弯症に対する新しい視点を残しました。

それは、骨格だけを切り取って考えるのではなく、
呼吸や内臓の動き、体の内側からの影響を含めて全体を捉えるという視点です。

内臓の状態や呼吸の偏りが骨格に影響を与えるという考え方は、
オステオパシーの基本的な発想とも重なります。

当院でもシュロス法の考え方に則りながら、
側彎症に対してアプローチしています。

リップルオステオパシー整体院 武蔵浦和
院長 中野良太

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