こんにちは。
リップルオステオパシー整体院の中野です。
「筋膜の癒着を剥がします」
整体や治療の世界では、よく聞く言葉です。
ですが、この“剥がす”という表現に少し違和感がありませんか?
本当に、ベリッと剥がしているのでしょうか。
癒着とは何か
まず、癒着とは何でしょう。
筋膜は本来、滑る構造です。
筋肉同士、内臓、血管、神経。
それぞれが独立しながらも連続しています。
ですが、
・長時間の圧迫
・炎症
・無酸素状態
・持続的な緊張
こうした条件が続くと、組織は“動かない”に適応します。
線維芽細胞が増え、コラーゲンが増え、
滑走性が落ちていきます。
これが一般的に言われる「癒着」に近い状態です。
治療のたびに剥がしているのか?
ここがポイントです。
繊維を物理的に破壊しているのでしょうか。
もし本当に組織を壊しているなら、
毎回強い炎症が起こるはずです。
でも実際はそうではありません。
では何をしているのか
施術で行っているのは、
- 圧をゆっくり変える
- 循環を回復させる
- 神経の緊張を下げる
- 組織の水分を整える
こうした条件を整えることです。
すると、
身体が「癒着の進行」をストップし。
再び、筋膜の滑走性の機能が戻る。
本当に剥がそうとするとどうなるか
病院では脊髄損傷の方が長座位を取れるように
癒着したハムストリングスの繊維をメスで切って
足の後面の柔軟性を確保する手術があります。
本来癒着とはそのぐらいしないと難しいもので
炎症の管理も大変です。
例外
ただし、コラーゲンの定着がまだ強固でない場合に限り
オステオパシーには手技で癒着を剥がすテクニックもあります。
まあまあ痛いです。ですが
まだ繊維化してないので引きちぎるわけではなく
炎症の心配はありません。
例えば子宮と直腸の間の空間のダグラス窩

このこの空間は筋膜として滑走性がないといけないのですが
女性の方で癒着しつつある人はとても多いです。
こう言った部位の筋膜の可動性をしっかり施術で出しておくと
骨盤内の捩れなどがなくなり
歪みや生理の問題に向き合えます。
まとめると
筋肉などの癒着剥がしは
脊髄損傷や長期間の不動によって
ストレッチなど効果がないくらいに
コラーゲンが繊維化して剥がすことは困難になりますが
内臓などの身体の動きが少ない部分の軽い癒着は
手技の対象になります。
また、背中の筋膜の癒着と言われるものに関しては
実はひっついていないことが多く
多くは圧や牽引によって繊維の方向性を整え
水分を含ませることで
ひっついているように感じていた組織は動き出します。
リップルオステオパシー整体院 武蔵浦和
院長 中野良太
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