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呼吸が浅くてもOKで深くてもダメなとき。

コラム 2026.02.12

こんにちは。リップルオステオパシー整体院の院長、中野です。

呼吸の話になると、
「浅い呼吸はダメ」「深呼吸が大事」
といった単純な説明をよく見かけます。

でも実際には、問題はそこではありません。

本当に体と神経に影響するのは、
呼吸の“深さ”よりも“速さ”です。

整理すると、呼吸は次の4パターンに分けられます。

浅くて速い呼吸 → 最悪

浅くて遅い呼吸 → 条件付きでアリ

深くて速い呼吸 → これもダメ

深くて遅い呼吸 → 一番安定しやすい

呼吸は「深い・浅い」より「速い・遅い」が重要

浅くて速い呼吸 → 最悪

これはパニック障害や強い不安状態でよく見られる呼吸です。

この状態では、
酸素は足りているのに二酸化炭素だけが過剰に排出されます。

この記事の前提として、
二酸化炭素の量が多いと細胞は酸素を取り込もうとする
逆に二酸化炭素が少ないと酸素は十分にあっても細胞には取り込まれない(窒息のような状態)
なので二酸化炭素量を確保することが大切

という前提での論説です。

結果として、

一番、体を不安定にする呼吸です。
過換気症候群、いわゆる過呼吸の状態。

浅くて遅い呼吸 → 条件付きでアリ

一見「浅い=悪そう」に見えますが、そうとは限りません。

この条件がそろえば、
呼吸は浅くても体は落ち着きます。

実際、リラックスしている人の呼吸は

浅いけれど、過換気ではない呼吸です。

深くて速い呼吸 → これもダメ

「不安なときは深呼吸をしましょう」
このアドバイスが逆効果になる理由がここです。

結果、

深い呼吸でも、速ければ刺激になります。
ただし、敢えて二酸化炭素不足にして脳にパニックを与え、
自律神経にアプローチするヨガの呼吸法もあります。
そういった一時的な取り組みはむしろ健康を促進します。

深くて遅い呼吸 → 一番安定しやすい

多くの人が「理想」と言われている呼吸がこれです。

この状態では、

ただし、
無理に作ろうとすると逆効果になることもあります。

まとめ

パニック障害の人が苦しいのは、
呼吸が足りないからではありません。

呼吸しすぎているだけのことも多いのです。

もちろん呼吸筋や横隔膜が大きく動くことは
身体の柔軟性を大きく保つうえで重要な要素です。

しかし常時深く、そして呼吸数が多い場合は、
二酸化炭素が足りない故に身体に酸素が供給できていない場合があります。

結果代謝が下がり、
太りやすい、臓器不全、パニック障害などが起きることがあります。

ゆっくりとした呼吸が健康の指標のひとつです。

リップルオステオパシー整体院 武蔵浦和
院長 中野良太

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