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多くのワークアウトは大半のアスリートにとって有害|フィル・マフェトンコーチの視点(アスリート向けコラム)

アスリート向け コラム 2026.02.06

標準的なワークアウトは、誰にとっても正解なのか?

こんにちは。
リップルオステオパシー整体院の院長、中野です。

トレーニングの世界では、
・追い込む
・限界までやる
・吐くほど効いた

こうした言葉が、
努力や成果の証のように語られることがあります。

でも本当にそれは、
身体にとってプラスに働いているのか。

乳酸が大量に出る運動のあと、身体に起きていること

高強度のワークアウトのあとに、

・吐き気
・手足の震え
・強いだるさ
・頭がぼーっとする

こうした反応が出た経験はありませんか。

これは気合が足りないわけでも、
根性論の話でもありません。

代謝が限界を超えたサインとして
身体が反応している状態です。

乳酸そのものが悪者というより、
酸素を十分に使えない状況で
無理にエネルギーを作り続けた結果、

神経系や内臓にまで
負担が及んでいる状態と考えられます。

それが続くと、何が起きるか

問題は、
こうしたトレーニングを
「日常的に」「長期間」続けた場合です。

・回復が追いつかない
・自律神経が常に緊張状態
・睡眠の質が落ちる
・怪我を繰り返す

いわゆる
オーバートレーニングの入り口。

パフォーマンスを上げるための練習が、
パフォーマンスを下げる原因になる。

これは珍しい話ではありません。

当院にも大学生のアスリートがきています。

コンタクトスポーツであるため
コーチから指導されるトレーニングは

筋肉増量を目的とした無酸素運動が多く、
疲労回復が追いつかず、身体も壊しやすい状態です。

フィル・マフェトンコーチの視点

アメリカのトレーナーであり研究者の
フィル・マフェトンコーチは、

「多くのアスリートはにとって、
多くの標準的なワークアウトがむしろ有害だ」

と指摘しています。

彼が問題にしているのは、高強度そのものではなく、

回復や基礎代謝能力を無視した強度設定です。

理想的な負荷の目安|180 − 年齢

マフェトンメソッドで有名なのが、
次のシンプルな指標です。

180 − 年齢 = 目安となる心拍数

この範囲で行える運動は、

・脂肪代謝が働きやすい
・乳酸が過剰に溜まりにくい
・自律神経への負担が少ない

つまり、
回復しながら強くなれる負荷

派手さはありませんが、
土台を壊さずに積み上げる強度です。

腕立て伏せが身体に有効な人もいれば
ある人にとっては有害になり得ます。

低強度=弱い、ではない

ここで誤解されやすいのが、

「楽な運動では強くなれない」

という考え方。

実際には、

・呼吸が安定している
・心拍が暴れない
・翌日に疲労を残さない

こうした状態で行える運動の方が、
長期的には競技力を底上げします。

高強度は、
土台が整って初めて意味を持つ。

逆に言えば、
土台が弱いままの高強度は
壊れるスピードを上げるだけです。

オステオパシーから見た「壊れやすい身体」

オステオパシーの視点では、

・呼吸が浅い
・胸郭が硬い
・横隔膜が動かない
・回復が遅い

こうした状態で
強度だけを上げると、

神経系が常に非常事態モードに入ります。

吐き気や震えは、
その警告灯のひとつ。

まとめ

コンタクトスポーツや美意識には無酸素運動は有効な手段と言えるでしょう。
しかしそれが慢性化した場合
身体にはとても大きな負担となります。

壊れるまで頑張る前に、壊れない強度を知るという意識で
ご自身のトレーニングを見直してみるのもよいかもしれません。

リップルオステオパシー整体院 武蔵浦和
院長 中野良太

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