今回の解剖研修、印象に残ったことの一つが脂肪でした。
脂肪というと、
「余分なもの」
「できれば減らしたいもの」
というイメージを持たれる方も多いかもしれません。
しかし解剖学的に見ると、脂肪には大切な役割があります。
腎臓は脂肪のクッションに包まれている
例えば腎臓です。
腎臓は背中側にある臓器ですが、実際に解剖を見ると脂肪にしっかり包まれています。
これは単なる余分な組織ではありません。
腎臓を外部からの衝撃から守り、適切な位置に支える役割があります。
まるで精密機械を緩衝材で包むようなものです。
腸も脂肪に支えられている
小腸や大腸を支える腸間膜にも脂肪が存在します。
教科書で見るよりもずっと存在感がありました。
内臓はお腹の中で自由に漂っているわけではなく、様々な組織によって支えられています。
脂肪もその一部です。
脂肪は保温やクッションの役割があり、内臓を外界から守っていました。
内臓脂肪が増えすぎると
一方で脂肪は多ければ多いほど良いわけではありません。
研修では体格の異なる献体も観察しました。
内臓脂肪が多い方では、腸間膜や内臓の周囲に大量の脂肪が付着してました。
内臓の中や骨の中にも脂肪がありました。
教科書ではきれいに見える血管や神経も、脂肪の中に埋もれて見つけにくくなるほどです。
脂肪は本来、身体を守るための組織です。
しかし増えすぎると身体にとって負担になる場合もあります。
何事も適量が大切なのだと感じました。
武蔵浦和の整体 リップルオステオパシー整体院
院長 中野良太
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