こんにちは。
武蔵浦和にあるリップルオステオパシー整体院の院長、中野です。
昨日までは何ともなかったのに、突然首が回らなくなるので、
「変な寝方をしたかな」
「枕が合わなかったのかな」
と思う方も多いと思います。
確かに、睡眠中の姿勢がきっかけになることはあります。
加えてそれ以前から首や胸郭の動きが悪くなっていて、睡眠中の姿勢が最後のきっかけになった。
おそらくそうだろうというケースを多々みてきました。
首を動かしているのは頸椎だけではない
人が後ろを振り向くとき、動いているのは首だけではありません。
実際には胸椎や肋骨、肩甲帯なども一緒に動きます。
試しに胸を丸めて、身体をガチガチに固めた状態で後ろを振り向いてみると分かりやすいと思います。
首だけで振り向こうとすると、かなり窮屈です。
反対に胸郭まで自然に動けば、首だけに大きな回旋を要求しなくて済みます。
寝違えの方を評価すると、痛い首そのものより、胸椎や上部肋骨の動きがかなり制限されていることもあります。
そんな状態で頸椎だけを無理に動かそうとすれば、当然そこへ負担が集中します。
首から肩にかけて付着している筋肉の中には、肩甲骨とつながっているものがあります。
代表的なのが肩甲挙筋です。
肩甲骨の位置が変われば、その筋肉を介して頸椎側にかかる張力も変化します。
さらに肩甲骨は胸郭の上に乗っています。
そう考えると、
「首の筋肉が硬いから首を揉む」
だけでは少し狭い。
肩甲骨が動きやすいのか、その土台である肋骨が動いているのかまで確認した方が、首に負担がかかっている理由を考えやすくなります。
呼吸しても首は動いている
ここも意外と見落とされます。
呼吸をすると肋骨が動き、胸郭が広がります。
呼吸が浅くなれば、斜角筋など首周囲の筋肉が呼吸を補助することがあります。
つまり首は「頭を支えて動かす」という仕事だけをしているわけではありません。
呼吸の仕事まで手伝っています。
仕事を増やされるのは人間も筋肉も嫌なものです。
特に普段から肩こりが強い、呼吸が浅い、デスクワークで胸郭が固まっているという方では、首そのものだけではなく肋骨や横隔膜の動きも確認します。
首の前側に問題は多い
寝違えというと、首の後ろや肩ばかり気になると思います。
しかし頸部には前側にも多くの組織があります。
気管や食道、その周囲の筋膜、舌骨、斜角筋などが存在し、さらに下へたどれば胸郭へと続いています。
そのため、首の後ろが痛いからといって後ろ側だけを見るとは限りません。
身体を横から見たときに頭部が前方へ引かれていたり、頸部前面の組織に強い緊張があったりすれば、そこから首全体のバランスを考えることもあります。
普段から頭が前に出た状態が続いているところへ、睡眠中に長時間同じ姿勢が加わった。
そう考えると、「昨日の枕だけが悪かった」とは言い切れなくなってきます。
ちなみに、枕の問題
寝違えを繰り返すと、枕探しの旅が始まる方がいます。
低反発、高反発、オーダーメイド、首のカーブ専用。
人類は首のためにずいぶん色々な形の枕を作りました。
もちろん枕との相性はあります。
ただ、お勧めするとすれば圧倒的に高反発です。
フィット感や頭が優しく沈む低反発は、寝返りの機会を失ったり、頭が安定感を得るために無意識に頭を枕に押しつけて緊張してしまうからです。
武蔵浦和の整体
リップルオステオパシー整体院
武蔵浦和の整体 リップルオステオパシー整体院
院長 中野良太
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