こんにちは。
武蔵浦和にあるリップルオステオパシー整体院の院長、中野です。
今回は「外反母趾」について、当院の考え方をお話ししたいと思います。
- 親指の付け根が痛い。
- 靴を履くと骨が当たって痛い。
- 親指がだんだん曲がってきた。
一般的には、外反母趾は「親指が変形した状態」と考えられています。
もちろん、それは間違いではありません。
しかし親指だけを治療していても十分ではないと考えています。
実際に施術を行っていると、痛みが強い方ほど、親指だけではなく足全体の動きが失われていることが非常に多いからです。
当院の考え方
オステオパシーでは、身体は一つのユニットとして機能していると考えます。
これは足にも同じことが言えます。

足には26個の骨があり、それぞれがわずかに動くことで衝撃を吸収し、身体を安定させています。
ところが、そのうち一つでも動きが悪くなると、他の関節がその負担を補うようになります。
その結果、最終的に親指へ過剰なストレスが集中し、外反母趾が進行してしまうことがあります。
当院では、親指だけではなく、足全体を一つのユニットとして評価しています。
外反母趾とは
外反母趾とは、足の親指(母趾)が小指側へ曲がり、親指の付け根が内側へ突出する状態です。
進行すると、
・親指の付け根が痛い
・靴が当たる
・長時間歩けない
・足裏にタコや魚の目ができる
といった症状が現れることがあります。
一般的には、
・合わない靴
・足のアーチの低下
・筋力低下
・遺伝的要因
などが原因として挙げられます。
オステオパシーではどう考えるのか
当院では、外反母趾の施術で特に重要だと考えているのが、距舟関節と**舟状骨・楔状骨関節(舟楔関節)**です。
これらの関節は、足の内側アーチを支える非常に重要な関節です。
この部分の動きが悪くなると、歩行時の衝撃をうまく吸収できなくなります。
その結果、本来なら足全体で受け止めるはずの力が親指へ集中し、母趾の付け根に大きな負担がかかります。
実際に外反母趾の方を診ていると、この周辺の関節が非常に硬くなっていることは珍しくありません。
もちろん親指の関節も重要ですが、それだけを動かしても足全体の機能は十分には改善しません。
だからこそ当院では、距舟関節や舟楔関節を含めた足部全体の機能回復を重視しています。
当院で行う施術
当院では、親指だけを施術することはほとんどありません。
まず全身を評価し、
・距舟関節の可動性
・舟状骨と楔状骨の動き
・中足骨の配列
・足首の可動性
・骨盤や股関節のバランス
・筋膜の緊張
・必要に応じて内臓や頭蓋、脳神経の状態
まで確認していきます。
足部は26個の骨が連動して働いています。
その一つひとつが本来の動きを取り戻すことで、親指へ集中していた負担を減らせるケースも少なくありません。
外反母趾は、変形した骨そのものを元の形へ戻すことが目的ではありません。
当院では、足が本来持っている機能を取り戻すことを目標にしています。
足全体がしっかり働けるようになることで、歩き方が変わり、親指への負担が軽減し、痛みが楽になる方も多くいらっしゃいます。
「インソールを作ったけれど変わらなかった。」
「親指を治療しているけれど良くならない。」
そんな方は、一度足全体の機能という視点から身体を見直してみることをおすすめします。
武蔵浦和の整体 リップルオステオパシー整体院
院長 中野良太
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