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モートン病|どのようにアプローチするか

膝・足の症状 2026.08.26

こんにちは。

武蔵浦和にあるリップルオステオパシー整体院の院長、中野です。

今回は「モートン病」に対して、当院ではどのように身体をみて、どのような場所へアプローチしていくのかを書いていきます。

歩いていると足の指の付け根が痛くなる。

靴を履いて歩くと痛みが強くなる。

モートン病では、このような症状がみられます。

一般的には足趾へ向かう神経が、中足骨の間で圧迫や刺激を受けることが症状に関係すると考えられています。

では、神経が圧迫されている場所だけを治療すればいいのでしょうか。

当院ではそうは考えていません。

なぜ神経が圧迫されるのか?

当院がまず考えるのはここです。

神経が通っている場所が狭くなっているのであれば、

なぜそこが狭くなったのか?

を考える必要があります。

足には片足だけで26個の骨があります。

そして、それぞれの骨が関節をつくり、靭帯や筋膜などによってつながっています。

歩くたびにこれらの骨がわずかに動くことで、足は地面から受ける衝撃を吸収しながら身体を前へ運んでいます。

つまり足は一枚の板ではありません。

26個の骨が連動して形を変える、非常に複雑な構造です。

モートン病では、この足全体の動きや形を確認することが重要だと当院では考えています。

中足骨の配列を見る

モートン病で特に症状が出やすいのが、中足骨の間です。

そのため当院では、中足骨同士の位置関係や動きを確認します。

中足骨の間が十分に動かなかったり、横方向への広がりが失われていたりすると、神経が通るスペースにも影響する可能性があります。

そこで中足骨やその周囲の靭帯、筋膜などの柔軟性を確認し、必要に応じてアプローチします。

ただし、ここでもう一段階考えます。

では、なぜ中足骨の配列が崩れたのでしょうか?

中足骨だけ治療しても足全体は変わらない

中足骨は単独で存在しているわけではありません。

その後方には楔状骨、舟状骨、立方骨、距骨、踵骨などがあります。

例えば第1中足骨は楔状骨へつながり、その後方には舟状骨、さらに距骨があります。

つまり前足部の形は、足の後ろ側にある骨の位置や動きからも影響を受けます。

当院ではモートン病だからといって、痛みが出ている中足骨周囲だけを見ることはありません。

必要に応じて、

中足骨。

楔状骨。

舟状骨。

立方骨。

距骨。

踵骨。

といった足根骨まで評価します。

以前、外反母趾の記事でも書きましたが、足趾の問題だからといって足趾だけを施術しても、足全体の構造が変わらなければ同じ場所へ負担が集中することがあります。

モートン病でも考え方は同じです。

骨膜や骨間の組織にもアプローチする

当院では骨そのものだけではなく、骨の表面にある「骨膜」も重要視しています。

骨膜は骨の表面を覆っている組織です。

歩行や長期間の荷重によって足に圧縮や捻じれのストレスが加わると、骨周囲の組織にも負担がかかります。

また、中足骨の間には筋肉や靭帯、神経などさまざまな組織が存在しています。

骨同士の動きが悪ければ、その間を通る組織にも負担がかかりやすくなります。

そのため当院では、

「神経をどうするか」

だけではなく、

神経が通りやすい足の構造をどうつくるか

という視点から施術を行います。

横アーチだけにこだわらない

モートン病では「横アーチの低下」がよく取り上げられます。

もちろん横アーチも重要です。

しかし足には横アーチだけではなく、内側縦アーチや外側縦アーチもあり、それぞれが連動しています。

さらに足首の動きや距骨の位置が変われば、歩行時の足底への荷重のかかり方も変わります。

そのため、

「横アーチが落ちているから横アーチを作ればいい」

という単純な話にはしません。

足全体が地面に対してどのように接地し、荷重を受け、次の一歩へつなげているのか。

そこまで確認します。

当院ではどのようにアプローチするのか

モートン病に対しては身体の状態に応じて、

・中足骨間の動き
・中足骨と楔状骨の関節
・舟状骨や立方骨など足根骨の動き
・距骨や踵骨の位置関係
・足底や骨間の筋膜
・骨膜の緊張
・足関節の可動性
・立位や歩行時の荷重

などを評価します。

そして問題となっている場所へオステオパシーの手技を用いてアプローチします。

痛みが出ている場所だけを施術するのではなく、

その場所に負担を集中させている足の構造を変えること。

これが当院でモートン病を施術するときに重要視しているポイントです。

当院の治療方針

モートン病では神経が症状に関係しています。

しかし、

「神経が痛いから神経だけを治療する」

では、なぜその神経に負担がかかったのかという部分が残ります。

神経が圧迫や刺激を受けにくい足の状態をつくっていくというのが当院のモートン病に対する考え方です。

武蔵浦和の整体 リップルオステオパシー整体院
院長 中野良太

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